1月26日(火)19時より中野の立正佼成会病院会議室をお借りして脳インターフェイスBCI2000の体験会を行いました。
国立障害者リハビリテーションセンター研究所の森先生にBCIの概要から説明をしていただきました。
あることに注意を奮起した時に起きる脳波を読み取りAD変換してパソコンに信号を送る仕組みで、文字を確定していきます。DSC00222.jpg

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被験者を選び(すぐに2名が立候補)センサーの装着、設置を体験しました。
センサーが頭皮に密着し信号を読み取りやすくするためにゼリーを塗ります。

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各センサーがちゃんと装着されて信号を読み取っているかをチェックして、アルファベット文字盤でキャリブレーションを取ります。

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パソコンに接続された24bit8チャンネルの脳波計で脳波測定します。

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日本語用のひらがな文字盤。

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実際には周りの環境が作用し、被験者の緊張度合い、さまざまなノイズ成分などあり、初めての人がすぐにすらすら文字入力ができるのではないようですが、慣れている人は数秒で文字を確定できるそうです。

日本ではやっと臨床試験が始まったばかりですが、アメリカやドイツではかなりの研究が進んでおり、実際に活用されている人もいるようです。
さくら会IT事業部でも今後も国リハ森研究所と連絡を取りながら、具体的な支援に結びつけていきたと思います。

(今井)