4月29日から5月1日まで仙台と岩手沿岸部に行ってきました。
震災の被害を目の前にすると声を失います。避難所をいくつか訪ねて来ました。 仮設住宅が急ピッチで作られていました。 岩手の田老にある避難所は岩手県では一番大きいと聞きました。 そこにはインターネット(ipstar)とパソコンも数台置かれていて自由に使える状態でした。
メンテナンスは地元のIT関係のNPO法人の方とボランティアの方々が行っていました。 現状や今後の支援についていろいろと話を聞かせていただきました。 さらに宮古から沿岸部を陸前高田まで南下しました。 大槌町の避難所ではパソコンは置いてありましたが古いもので(キーボードのキートップがいくつかなかったり)、ネットもあり ませんでした。 避難所間で大きな格差が出ていました。
避難所に関しては、各企業や地元大学などの支援でIT関係の機材はほぼそろっているようです。 活用できているかどうかは、やはりメンテナンスや使い方を教えてくれるような人材がいるかどうかのようです。 全体で(先のNPOの人との話でも)、IT支援は仮設住宅への入居が始 まって、各家庭でネットやパソコンの希望が出てきてからになると 感じました。
すでに我々が訪問してから1ヶ月がたとうとしており、現地の状況も刻々と変わっていっていると思います。 私たちができる支援について、現地の方々と連絡をとりあいながら、考えていきたいと思います。 現地の様子は以下から https://picasaweb.google.com/111294506756617892160/20110430?feat=email#